2014年7月26日土曜日

アーユルヴェーダ体験記 その1―診察

アーユルヴェーダとは、インドに伝統的に教えられている、

健康の維持促進と、長寿を目指す方法です。

最後に「ヴェーダ」と付くので、4つのヴェーダのうちの一つか?とよく訊かれますが、

答えはNoです。知識の単位として、ヴェーダと言う言葉が使われているだけです。


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毎日忙しくて、体のことなんてかまってられないまま、

インドに来てからもう8年も経つのに、私は今まで、

アーユルヴェーダのトリートメントをちゃんと受けた事がありませんでした。

来週から2週間のお休みがあるので、それを利用して、

アシュラムの近くに最近設立された、アーシュルヴェーダの治療所に通う事にしました。


アシュラムからは、バスで5分ほどですが、バスが運よくすぐに来るかは誰にも分かりません。。

一応ドクターにコンサルテーションのアポを取ってから施設に向かいました。

ドクターを待っている間、ドクターの奥さんが、施設の中を見せて回ってくれました。


ここは、AVP系列のアーユルヴェーダ施設なので、

使われる薬は全て、AVPのものです。

もともとは、AIMforSEVAの病院だったのが、

最近になってアーユルヴェーダの施設にコンヴァートされました。

建物の建て替え工事は、まだ2割ほどしか完了していません。


ドクターは大柄で若くて元気そうな人。

脈を診たり、舌をみたり、簡単な質問をして、だいたいのプランと、お薬を決めてくれました。

14日間というのは、トリートメントをするのにとてもよい時間の単位だそうです。

13日間でも15日間でもだめらしい。

まず最初に3回くらい、アビアンガ(オイルマッサージ)をして、

その反応を見てから、次に何をするか決めるということで、

最初から14日分のプランを立てるわけではないとのことです。

ちなみに、私は健康そのもので、何もコンプレインはありません。

ドクターの質問に対する答えも、恥ずかしいくらいに健康そのもの。。

強いて言うなら、もともと体がむくみやすいことと、

1日中、教えているか、勉強しているか、コンピューターで書き物をしているかなので、

さらにむくみ易い生活をしていることでしょうか。


トリートメントは来週からだけど、お薬は明日から始める事になっています。

今日は土曜日なので、何かを始めるにはあまり良くないので、日曜日にお薬はスタート。

トリートメントを始める日は金曜日。日曜日も金曜日も、吉兆な日です。

インドはこういう暦を気にする人が今でも多いです。私もその一人です。

またゆっくり、インドの暦の説明をしますね。

処方してもらったお薬は、Punarnavadiという飲み薬でした。

punar = 再度 navadi = 新しくなる?

むくみに効くそうです。


では、また新しいアップデートをお楽しみに。