サンスクリットの文献には様々なタイプのものがあります。
それらがどの様に読まれるかにも、タイプによって異なります。
今回は、サンスクリットの文献の朗読の種類を勉強しましょう。
まず、文献を朗読方法により、大まかに分類すると:
スークタ、シャーンティパタ、ウパニシャッドはここに含まれます。
(アーユル・ヴェーダはこの中に含まれませんよ!)
それらがどの様に読まれるかにも、タイプによって異なります。
今回は、サンスクリットの文献の朗読の種類を勉強しましょう。
ブランマ・スートラを教えてもらう最初の日に、 生徒皆で先生にプージャをした日のランプ。 |
まず、文献を朗読方法により、大まかに分類すると:
1.ヴェーダ・マントラ
前回にも説明したとおり、チャンティングには資格の要る文献です。1.A サーマ・ヴェーダのマントラ
ヴェーダ特有の抑揚の規律に従って歌う(गायति)
1.B それ以外のヴェーダ(リグ、ヤジュフ、アタルヴァ)のマントラ
ヴェーダ特有の抑揚の規律に従ってチャンティングする(पठति)
(アーユル・ヴェーダはこの中に含まれませんよ!)
2.シュローカ、ストートラなど、韻文形式の文献
チャンティングする(長さがあっていれば節は何でも良い)(पठति)
3.スートラ(人工言語)
チャンティングする(節はつけずに機械的に)(पठति)
4.バーシャ、ティーカなどの注釈書や、散文形式の文献
朗読する(पठति)
5.バジャン(歌う為の歌)
好きなメロディーで感情を入れて歌って良い(गायति)
さっとこんな感じです。