2015年1月12日月曜日

[8] 2.言葉を使う行為(ヴァーチカ・カルマ)

言葉を発すれば、当然ながらそれは結果を生みます。ゆえに、何を誰にどうやって言うべきか、そもそも言う必要があるのか、といった熟考と判断を伴う必要があります。また、どのような媒体であっても、文章を書くという行為も結果を生みます。ゆえに、一言一句を思いやりをもって選ぶように心がける必要があります。

ヴェーダの詠唱は、その音の連なりを発声することにより、特定の周波数が広がり、それが世界に影響して結果を出すと信じられています。これはバガヴァッド・ギーターを始めとするヴェーダ関連の文献の朗読全てに共通して言えることです。それらは祈りという行為としてみなされます

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