「ドリシュタ」とは「目によって見られる」という意味です。目だけではなく、感覚器官の全てを通して直接確認出来るものを指しています。
行為とその結果の因果関係が目に見えてはっきりしている、そのような結果のことをドリシュタ(目に見える)・パラ(結果)と言います。
例えば、手を叩くという行為をすると、音が出る、というドリシュタ・パラという目に見える結果が生まれます。食べたらおなかがいっぱいになる、言葉を発してコミュニケーションがとれる、瞑想をして心が爽やかになる、などです。
自分のとった行為とドリシュタ・パラの因果関係に関する知識は、経験によって学習することが出来、また記録して伝えることにより蓄積することも出来ます。