ヴェーダーンタを勉強する人は、蚊も殺したらいけないのよ。
と初めて聞かされた時は、ひぇ~私には到底無理!と思ったものですが、
やってみると意外と簡単です。
もちろん生きていくうえで、故意・不故意に、必要・不必要に
周り迷惑をかけながら生き物は生きていけるのです。
その中で、自分が生きる為にかける迷惑を最小にしたい。
自分が生きていることで成される貢献を最大にしたい。
と考えながら生きるためにも、
「蚊も殺さない」と心に留めながら生活をすることは役に立ちます。
この地球には70億人くらいが共に生きていますが、
全員が健康に仲良く暮らしていけるだけの十分な土地と食料が地球にはあります。
(皆がヴェジタリアンなら、倍の人口になっても大丈夫らしいです。)
母なる大地が私達全員を養ってくれているのにも関わらず、
人間というものは、「他を殺さなければ自分達は幸せになれない」と確信し、
多くを殺したり、殺す人々を支援したりします。これが智慧の不在です。
その人の心にある恐怖や不安は、
その人が傷つけたり、直接的・間接的に他の生物を殺している数に比例しています。
そんなことを観察しながら、あらゆる生き物を傷つけないように考えて生きることは、
自分の中の恐怖や不安、心の貧しさを減らし、
自己受容、満足、幸せ、平和を増やしてくれます。
豊かで成長した心にのみ智慧が宿るのです。
「蚊も殺さない」なんて聖者や仙人だけが出来るような事だと日本人の私は思ったものですが、
アヒムサーを第一の行動基準価値とするヒンドゥー教徒の多いインドでは、
そこなへんのおっちゃん、おばちゃん、子供達が普通に蚊も殺さずに生きています。
そんな彼らから教わった、蚊も殺さない方法をシェアしますね。
レベル1:
自己防衛は自然のレモングラス・オイル
ケミカルを嫌うインド人の蚊対策です。普通に効きます。しかもケミカルのものよりも安価。
蚊のみならず、昆虫一般に効くそうです。アロマ効果もあるそうです。
レベル2:
蚊取りリキッド・線香の、アヒムサーな使い方
締め切った部屋で蚊取りのリキッドや線香を使うと、蚊は死んでしまいます。
私達の健康にも悪そう。
昔バックパッカーをしてたときに、インド人のおじいちゃんに教えてもらった方法は、
1.まず、部屋を閉め切って、30分だけリキッドを使う。
2.その後、窓やドアを数分開け放って、蚊を逃がす。
3.そして、窓やドアを締め切って終了。
線香も同じように使うか、玄関先に置いておくだけで部屋に入ってきません。
蚊取り線香でなくても、普通のアガルパティ(良い匂いのお線香)で十分です。
レベル3:
キャッチ&リリース(捕まえて逃がす)
素手で捕まえるのはぜんぜん難しくないです。
バチッとする代わりに、速度を落として、フワっと捕まえます。
手に捕まえた感触があっても、意外と骨折もせずに生きています。フレキシブルなんかね。
透明のタッパを使えば、壁に留まっている蚊を簡単に捕まえられます。
タッパは蚊のみならず、あらゆる昆虫に使えて便利です。
リリースするときのポイントは、蚊が戻ってこないように、
部屋から数歩離れてリリースすることと、
だいたい自分の服に留まってまた戻ってくるので、ちょっとシャカシャカ踊ることです。
レベル4:
放って置く。部屋で飼う。
お互いお世話になりながら共存しているので、飼うという言い方はおかしいかもしれませんね。
いろいろやってきて、今これに辿り着きました。
面倒くさがりの私にはこれが一番。
蚊って全部が全部血を吸う訳では無い事に気が付きました。
4畳半ほどの私の寄宿部屋には、常に数匹のでっかい蚊が住んでいますが、
ほどんど誰も刺しません。
刺されても、面倒くさがりな私は、痒み止めを探し出すのも面倒くさくて、
とにかく10分ほど忙しくして、痒みを忘れておけば、痒みは止まります。
私の部屋には常に、蚊が数匹、蜘蛛さんたちも数匹、
ゲッコー(ヤモリくん)が2匹ほど、なぜかトイレの躾け済みで共存が簡単、
蟻さんの行列も、数ヶ月前から目の前にありますが、気にならないので放っています。
以前、赤い肉食蟻の大行列を何週間も甘やかしているうちに、
部屋に座ってられないくらいに大量発生した時は、さすがに出て行ってもらいましたが。
時々、蝶々や蛍が2、3泊ゆっくりして行かれることもあります。
蚊達は湿った場所が好きなようで、だいたいバスルームでお休みされています。
夜寝るときに電気を消すと、耳元にやってきますが、頭にショールを巻いて、
とにかく気にしないことにすれば、気になりません。
朝一番にまた、私のところに数匹の蚊がやってきて、ほっぺにキスしてきます。
刺すわけではないんです。なんなんでしょうかね。
でも、一日二日に一回は蚊に数箇所さされます。
その時は、お前か~?!と蚊を睨んでしまいますが、睨みつけるのもヒムサーですから、
私の未熟さを乗り越えなければなりませんね。
でも、睨むと、文字通り飛んで逃げて行きます。
虫を見たら、殺さないといけない!と思うのは、教育の結果で、
別にそんなことない、と気付けば、共に生きていく方がぜんぜん楽です。
と初めて聞かされた時は、ひぇ~私には到底無理!と思ったものですが、
やってみると意外と簡単です。
もちろん生きていくうえで、故意・不故意に、必要・不必要に
周り迷惑をかけながら生き物は生きていけるのです。
その中で、自分が生きる為にかける迷惑を最小にしたい。
自分が生きていることで成される貢献を最大にしたい。
と考えながら生きるためにも、
「蚊も殺さない」と心に留めながら生活をすることは役に立ちます。
ヴィーガン・曼荼羅 |
この地球には70億人くらいが共に生きていますが、
全員が健康に仲良く暮らしていけるだけの十分な土地と食料が地球にはあります。
(皆がヴェジタリアンなら、倍の人口になっても大丈夫らしいです。)
母なる大地が私達全員を養ってくれているのにも関わらず、
人間というものは、「他を殺さなければ自分達は幸せになれない」と確信し、
多くを殺したり、殺す人々を支援したりします。これが智慧の不在です。
その人の心にある恐怖や不安は、
その人が傷つけたり、直接的・間接的に他の生物を殺している数に比例しています。
そんなことを観察しながら、あらゆる生き物を傷つけないように考えて生きることは、
自分の中の恐怖や不安、心の貧しさを減らし、
自己受容、満足、幸せ、平和を増やしてくれます。
豊かで成長した心にのみ智慧が宿るのです。
アヒムサーを第一の行動基準価値とするヒンドゥー教徒の多いインドでは、
そこなへんのおっちゃん、おばちゃん、子供達が普通に蚊も殺さずに生きています。
そんな彼らから教わった、蚊も殺さない方法をシェアしますね。
レベル1:
自己防衛は自然のレモングラス・オイル
ケミカルを嫌うインド人の蚊対策です。普通に効きます。しかもケミカルのものよりも安価。
蚊のみならず、昆虫一般に効くそうです。アロマ効果もあるそうです。
レベル2:
蚊取りリキッド・線香の、アヒムサーな使い方
締め切った部屋で蚊取りのリキッドや線香を使うと、蚊は死んでしまいます。
私達の健康にも悪そう。
昔バックパッカーをしてたときに、インド人のおじいちゃんに教えてもらった方法は、
1.まず、部屋を閉め切って、30分だけリキッドを使う。
2.その後、窓やドアを数分開け放って、蚊を逃がす。
3.そして、窓やドアを締め切って終了。
線香も同じように使うか、玄関先に置いておくだけで部屋に入ってきません。
蚊取り線香でなくても、普通のアガルパティ(良い匂いのお線香)で十分です。
レベル3:
キャッチ&リリース(捕まえて逃がす)
素手で捕まえるのはぜんぜん難しくないです。
バチッとする代わりに、速度を落として、フワっと捕まえます。
手に捕まえた感触があっても、意外と骨折もせずに生きています。フレキシブルなんかね。
透明のタッパを使えば、壁に留まっている蚊を簡単に捕まえられます。
タッパは蚊のみならず、あらゆる昆虫に使えて便利です。
リリースするときのポイントは、蚊が戻ってこないように、
部屋から数歩離れてリリースすることと、
だいたい自分の服に留まってまた戻ってくるので、ちょっとシャカシャカ踊ることです。
レベル4:
放って置く。部屋で飼う。
お互いお世話になりながら共存しているので、飼うという言い方はおかしいかもしれませんね。
いろいろやってきて、今これに辿り着きました。
面倒くさがりの私にはこれが一番。
蚊って全部が全部血を吸う訳では無い事に気が付きました。
4畳半ほどの私の寄宿部屋には、常に数匹のでっかい蚊が住んでいますが、
ほどんど誰も刺しません。
刺されても、面倒くさがりな私は、痒み止めを探し出すのも面倒くさくて、
とにかく10分ほど忙しくして、痒みを忘れておけば、痒みは止まります。
私の部屋には常に、蚊が数匹、蜘蛛さんたちも数匹、
ゲッコー(ヤモリくん)が2匹ほど、なぜかトイレの躾け済みで共存が簡単、
蟻さんの行列も、数ヶ月前から目の前にありますが、気にならないので放っています。
以前、赤い肉食蟻の大行列を何週間も甘やかしているうちに、
部屋に座ってられないくらいに大量発生した時は、さすがに出て行ってもらいましたが。
時々、蝶々や蛍が2、3泊ゆっくりして行かれることもあります。
蚊達は湿った場所が好きなようで、だいたいバスルームでお休みされています。
夜寝るときに電気を消すと、耳元にやってきますが、頭にショールを巻いて、
とにかく気にしないことにすれば、気になりません。
朝一番にまた、私のところに数匹の蚊がやってきて、ほっぺにキスしてきます。
刺すわけではないんです。なんなんでしょうかね。
でも、一日二日に一回は蚊に数箇所さされます。
その時は、お前か~?!と蚊を睨んでしまいますが、睨みつけるのもヒムサーですから、
私の未熟さを乗り越えなければなりませんね。
でも、睨むと、文字通り飛んで逃げて行きます。
虫を見たら、殺さないといけない!と思うのは、教育の結果で、
別にそんなことない、と気付けば、共に生きていく方がぜんぜん楽です。